さぁ裁断するぞ!
…と思ったら

ちょっと布足りないかも!?
入るように型紙並べちゃおう!
そんなことしちゃ絶対にダメ!
裁断前に、ぜひ参考にしてください^^
地の目
型紙には”地の目”の記号が入っています。

このような記号です。
矢印の向きが布の縦糸方向を指しています。
別珍やファーなどの毛足のある布は、矢の方向が毛足の向きを示しています。
布は縦糸、横糸を交差させて作った織物。

縦糸をピンと張り、横糸で柄や風合いを加えます。
まっすぐな縦糸が基準になります。
地の目が大事な理由
柄が変になる
デニムとかよーく見ると、斜めの柄になっていると思います。

チェックなどはもっとわかりやすいです。
地の目を無視して裁断すると、縫製後、不自然な柄の仕上がりに。
シワが入る
地の目を無視して裁断すると、完成後の着用時に妙なシワが入ってしまうことがあります。
これは縦糸、横糸方向に張りがあるから。
着た時にどう地の目が入っていると
着心地がいいのか、見栄えが良いのか
これには専門的な知識が必要です。
馴染まない
フレアスカートでとてもわかりやすく、綺麗なフレアはバイアス地の目でないと出ません。
また、ドレープのあるデザインも同様で、バイアス地の目でないと滑らかなドレープは表現できません。
地の目記号はアレンジ×
どの方向に地の目が入ると美しいシルエットになるのか。
それが考慮され、型紙には地の目記号が記載されています。
地の目は縫い代幅やディティールのように、安易にアレンジするのはNG!
知識をつけてからアレンジしましょう。
型紙の地の目まとめ
型紙の地の目を無視すると起こる、デメリット
- 柄がおかしくなる
- 妙なシワが入る
- 馴染まない
型紙の地の目に気をつけると、作品がより美しく、着心地よく仕上がりますよ!
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